仮想通貨

超初心者向け仮想通貨の始め方から失敗しやすい7つの注意点まで詳しく解説

仮想通貨_始め方

仮想通貨は、今や初心者でも少額から始められる資産運用のひとつとして注目されています。

「興味はあるけど、どうやって始めればいいのかわからない」「何が必要なの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

実は、始め方手順を知っておけば、仮想通貨の購入は意外とシンプルです。

本記事では、初心者向けに仮想通貨の始め方からおすすめの取引所を3つ詳しく解説します。

また、初心者が失敗しやすい7つの注意点もまとめていますので、仮想通貨を始める前にご覧ください。

この記事でわかること|概要

  • 仮想通貨の始め方はシンプルで簡単
  • 仮想通貨を始める前に準備しておくと手続きがスムーズになる
  • 仮想通貨を始める初心者におすすめの取引所

仮想通貨を始める前に準備する必要なもの

仮想通貨_始め方_必要なもの

仮想通貨を始めるには事前準備が欠かせません。

準備をせずに始めてしまうと、操作に戸惑ったり必要なものが手元になかったりして、仮想通貨を購入するまでに時間がかかってしまいます。

あらかじめ必要なものを揃えておけば、スムーズかつ安全に仮想通貨をスタートできます。

仮想通貨を始める前に準備する必要なものは以下の通りです。

仮想通貨を始める前に準備する必要なもの

  • スマートフォンまたはパソコン
  • インターネット環境
  • 本人確認書類
  • 銀行口座

超初心者向け仮想通貨の始め方5ステップ

超初心者_仮想通貨_始め方

超初心者向け仮想通貨の始め方ステップは下記の5つです。

超初心者向け仮想通貨の始め方5ステップ

  1.  アカウントを作成する
  2.  本人確認書類(KYC)を提出する
  3.  2段階認証を設定する
  4.  日本円を入金する
  5.  仮想通貨を購入する

事前に流れを把握しておけば、操作に迷わずスムーズに始められます。

それぞれ解説していきます。

①. アカウントを作成する

仮想通貨を購入するには、まず仮想通貨取引所のアカウント作成が必要です。

登録をスムーズに進めるために、以下の準備をしておきましょう。

登録に必要なもの

  • メールアドレス or 電話番号
  • パスワード(英数字を組み合わせて強固なものを推奨)

アカウント作成は、取引所の公式サイトやアプリから簡単に行えます。

基本的には、必要情報を入力して認証を済ませるだけなので、早ければ数分で完了します。

②. 本人確認書類(KYC)を提出する

アカウントを作成したら、次は本人確認の手続きが必要です。

多くの取引所では、本人確認書類の提出が完了しないと、入金や取引を始めることができないこともあります。

本人確認はやや手間に感じるかもしれませんが、安全な仮想通貨を始めるために欠かせない手続きです。

手続きをスムーズに進めるためにも、以下のいずれか1点を準備しておきましょう。

本人確認書類に必要な書類

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード

なお、取引所によって提出可能な書類が異なるため、確認しておくと安心です。

③. 2段階認証を設定する

仮想通貨は「自己管理」が基本です。

特に取引所のアカウントが乗っ取られると、仮想通貨を引き出せるリスクがあります。

そのため、アカウントを守るセキュリティ対策として、2段階認証の設定は必須といえます。

2段階認証の設定をするために必要なものは以下の通りです。

2段階認証を設定するのに必要なもの

  • スマートフォン
  • 認証アプリ(例:Google Authenticator)

設定は数分で完了するので、アカウントを作成したらすぐに設定しておくことが大切です。

④. 日本円を入金する

2段階認証の設定や本人確認書類の提出が完了した後は、取引所に日本円を入金しましょう。

入金方法の種類は取引所によって異なりますが、以下のものが一般的です。

日本円の入金方法

  • 銀行振込
  • コンビニ入金
  • 即時入金サービス

取引所によって、入金方法や反映までの時間、手数料に違いがあります。

スムーズに入金を進めるためにも、あらかじめ各取引所の詳細を確認しておくことが安心です。

⑤. 仮想通貨を購入する

日本円の入金が完了したら、仮想通貨を購入します。

取引所にログインして、購入したい通貨を選びます。

日本円で購入金額と数量を入力し「購入」ボタンをクリックすれば完了です。

最初は少額で経験を積み、仕組みや値動きに慣れていくことが大切です。

焦らず少しずつ進めていきましょう。

そもそも仮想通貨とは?

仮想通貨_とは

仮想通貨は、現実の硬貨や紙幣がない「インターネット上でやりとりされるお金」です。

銀行などの金融機関を介さずに、個人同士で直接送金や決済ができるのが大きな特徴です。

また仮想通貨は、ブロックチェーンという分散型の仕組みによって、世界中のコンピュータで取引履歴を記録・共有しています。

この仕組みにより、銀行や政府のような「中央管理者」がいなくても、データの改ざんやハッキングなどを防げます。

つまり、信頼性を分散して管理する「新しいお金のかたち」です。

まだ価格変動が大きい側面はありますが、これからの時代において新しいお金のかたちとして広がりつつあります。

仮想通貨初心者が失敗しやすい7つの注意点

仮想通貨_始め方

仮想通貨初心者が失敗しやすい7つの注意点は以下の通りです。

仮想通貨初心者が失敗しやすい7つの注意点

  • 仮想通貨はリスクが高いことを理解しておく
  • 仮想通貨の取引方法や種類の違いを把握しておく
  • 余剰資金かつ少額投資から始める
  • 詐欺プロジェクトには注意する
  • 確かな情報源から情報を入手する
  • 自分の取引ルールを決めておく
  • 仮想通貨の基本知識を高めておく

これらを理解することで、仮想通貨投資で無駄な失敗や取り返しのつかないミスを防げます。

一つひとつ見ていきましょう。

仮想通貨はリスクが高いことを理解しておく

仮想通貨は「ハイリスク・ハイリターン」な資産であり、投資する前にそのリスクの高さを十分に理解しておく必要があります。

仮想通貨は価格変動が大きく、1日で10%以上上下することも珍しくありません。

また円やドルなどの法定通貨と異なり、中央銀行や国による保証がないため、価値がゼロになる可能性もあります。

「絶対に儲かる」ということはないと理解し、まずは無理のない範囲で少額から始めることが大切です。

仮想通貨の取引方法や種類の違いを把握しておく

仮想通貨を始める前に、取引方法の違いや通貨の種類を理解しておくことが大切です。

取引方法や仮想通貨の種類を知らないまま始めると、手数料で損をしたり、よくわからない通貨に投資してしまうリスクがあります。

同じ仮想通貨を購入しても、方法によってコストや取引の仕組みが異なります。

たとえば、販売所と取引所の違いです。

販売所は取引所から直接購入するのに対して、取引所はユーザー同士で売買する仕組みです。

それぞれ手数料や操作が異なるため、取引方法の違いを理解しておく必要があります。

また仮想通貨には数千種類以上あり、それぞれに特徴やリスクが異なるため、最低限の知識が必要です。

最低限の知識を押さえてから投資を始めることで、無駄な損失や誤った判断を防げます。

余剰資金かつ少額投資から始める

仮想通貨は、余剰資金で、まずは少額から始めることが鉄則です。

価格の変動が激しく、短期間で大きく値上がりすることもあれば、一気に下がることもあります。

生活資金や貯金の大半を投入してしまうと、値下がり時に精神的な余裕がなくなり、冷静な判断ができなくなる可能性があります。

そのため、月の生活費とは別に、1万円以下からスタートしてみてもいいでしょう。

仮に暴落しても「勉強代」と割り切ることで、継続しながらスキルが身につけられます。

まずは少しの金額で市場に慣れ、自分の判断力を育てていくことが大切です。

詐欺プロジェクトには注意する

仮想通貨を始めるうえで、詐欺的なプロジェクトや怪しい案件には十分な注意が必要です。

仮想通貨業界は、法整備がまだ十分とはいえず、誰でも簡単にトークンを作って資金を集められます。

そのため「将来性があるように見せかけた詐欺」や「一時的に価格を釣り上げて逃げるプロジェクト」も少なくありません。

初心者は特に「稼げそう」「話題になっている」などの言葉に惑わされて、大切なお金を失うケースがあります。

信頼できる取引所や通貨を選ぶ、SNSの情報は鵜呑みにせず、自分で調べて判断することが大切です。

確かな情報源から情報を入手する

仮想通貨に関する情報は、信頼できる情報源から入手することが重要です。

仮想通貨業界は情報の流れが速く、SNSやネット上には誤情報や煽り、詐欺的な宣伝も多く見られます。

情報の出どころを見極めないと、間違った判断や高値掴み、詐欺被害につながる恐れがあります。

特に初心者は、専門用語や技術の理解が浅いため、都合のよい情報に振り回されやすいです。

情報収集の際は、金融庁や財務省などの公的機関や、CoincheckやbitFlyerなどの国内外の大手取引所などの信頼性が高い情報源を活用しましょう。

見出しや話題性だけで判断せず、出典や信ぴょう性を確認する習慣をつけることで、冷静かつ安全な投資判断ができるようになります。

自分の取引ルールを決めておく

仮想通貨を始めるまえに、自分なりの取引ルールをあらかじめ決めておくことが大切です。

ルールがないと「もっと上がるかも」「今売らないと損するかも」といった不安や感情に振り回され、結果的に損をする行動を取りがちです。

事前に「買う・売る・保有する基準」を明確にしておくことで、冷静かつブレない投資判断ができます。

たとえば「3%下がったら損切り」「2倍になったら利確」などのルールを作っておきましょう。

シンプルで守れるルールから始め、少しずつ精度を上げていくことが大切です。

仮想通貨の基本知識を高めておく

仮想通貨を始める前に、最低限の基礎知識を身につけておくことが重要です。

仕組みや用語を理解していないと、何が起きているのか判断できずに損失する可能性が高くなります。

また詐欺や誤情報に騙されやすくなり、他人任せの投資になってしまう恐れもあります。

知識があることで、自分の意思で判断や行動ができるようになり、リスク回避能力と投資判断力が高まりやすいです。

たとえば、ブロックチェーンの基本概念やウォレット種類、取引所と販売所の違いなど基礎知識を身につけておきましょう。

最初は難しいかもしれませんが、基礎を少しずつ学ぶことで、判断力と自信をもって投資できる力が身につきます。

超初心者向け仮想通貨取引所おすすめ3選

超初心者_仮想通貨_取引所_おすすめ

超初心者向け仮想通貨取引所おすすめは以下の3つです。

超初心者向け仮想通貨取引所おすすめ3選

  • Coincheck(コインチェック)
  • GMOコイン
  • bitFlyer

「どの取引所を選べばいいかわからない…」という方は、まずはこの3社を比較してみましょう。

それぞれ解説します。

Coincheck(コインチェック)

取引所名 Coincheck(コインチェック)
取引種類 現物取引(販売所・取引所)
取扱い銘柄数 35種類
日本円の入金手数料 銀行振込:無料

コンビニ入金:3万未満 770円

3万以上30万円以下1,018円

クイック入金:・3万未満 770円・3万以上50万円未満 1,018 ・50万以上 入金額×0.11%+495円

日本円の出金手数料 407円
仮想通貨の入金手数料 無料(ネットワーク手数料は自己負担)
仮想通貨の出金手数料 仮想通貨ごとでことなる
公式サイト https://coincheck.com/ja/

Coincheckは、取引通貨の豊富さや操作性の高さから、日本国内で多くのユーザーに利用されている取引所のひとつです。

アプリは、国内トップクラスのダウンロード数を誇り、多くの初心者が「使いやすい」と感じる設計になっています。

また金融庁登録済みであり、サポート体制やセキュリティも強化されており、安心して利用できます。

GMOコイン

取引所名 GMOコイン
取引種類 現物取引(販売所・取引所)

レバレッジ(取引所)

取扱い銘柄数 28種類
レバレッジ最大倍率 2倍
日本円の入金手数料 無料
日本円の出金手数料 基本無料。金額に応じて400円
仮想通貨の入金手数料 無料
仮想通貨の送金手数料 無料
公式サイト https://coin.z.com/jp/

GMOコインは、取引手数料の安さ、通貨の種類の多さ、セキュリティの高さが魅力で、初心者から上級者まで幅広く支持されています。

またGMOインターネットグループ(東証プライム上場企業)が運営しており、セキュリティやシステムの安定性も高いのが特徴です。

初心者が使っても安心、慣れてきたら幅広いトレードにも対応できるので、本格的な取引をしたい人にとっておすすめの取引所といえます。

bitFlyer

取引所名 bitFlyer(ビットフライヤー)
取引種類 現物取引(販売所・取引所)

レバレッジ(取引所)

取扱い銘柄数 38種類
レバレッジ最大倍率 2倍
日本円の入金手数料 入金方法によって無料または330円
日本円の出金手数料 入金方法や金額に応じて220円〜770円
仮想通貨の送金手数料 仮想通貨ごとに異なる
公式サイト https://bitflyer.com/ja-jp/

bitFlyerは、国内トップクラスの取引量と高いセキュリティを誇り、初心者でも安心して使える環境が整っています。

金融庁登録済みであり、大手銀行グループとの提携もあるため、セキュリティと信頼性が高いのが特徴です。

1円からビットコインを購入できるため、初心者でも少額から始められます。

bitFlyerは「とにかく安心して少額から仮想通貨を始めたい」という初心者にもおすすめの取引所です。

仮想通貨の始め方についてよくある質問

仮想通貨_始め方_よくある質問

仮想通貨の始め方についてよくある質問は以下の通りです。

仮想通貨の始め方についてよくある質問

  • 仮想通貨はいくらから始められますか?
  • 仮想通貨の情報はどこで入手できますか?
  • 仮想通貨がやめとけといわれる理由は何ですか?
  • 仮想通貨はスマホからでも始められますか?
  • 仮想通貨を買うならどこがいいですか?

よくある質問を理解しておけば、仮想通貨取引をスムーズに始められるでしょう。

それぞれ詳しく解説します。

仮想通貨はいくらから始められますか?

多くの仮想通貨取引所では、500円や1,000円などの少額から仮想通貨を購入できます。

たとえば、ビットコインは「1BTC=数百万円」といった価格でも、小数点以下の単位で購入できるため、少額でも十分に始められます。

特に初心者は、いきなり大きな金額を投資するのではなく、まずは少額から初めて取引になれることが大切です。

無理のない範囲でコツコツと投資を始め、自分のペースで知識と経験を積み重ねていきましょう。

仮想通貨の情報はどこで入手できますか?

仮想通貨の情報を入手するには、信頼できる情報源を選ぶことが重要です。

取引所の公式サイトや金融庁、大手仮想通貨ニュースサイトなどは、正確で信頼性の高い情報を提供しています。

またSNSやYouTubeからでも情報を得られますが、個人の主観や誤情報、煽り投稿が紛れているため、しっかり見極める姿勢が必要です。

情報収集の際は、ひとつの発信源に偏らず、複数の情報源を活用することが大切です。

情報リテラシーを高めておくことが、長く安全に投資を続けられます。

仮想通貨がやめとけといわれる理由は何ですか?

「仮想通貨はやめとけ」といわれる理由はいくつかあります。

初心者が無防備に手を出すとリスクが高いため、注意喚起の意味も含まれているからです。

やめとけといわれる主な理由は以下の通りです。

やめとけといわれる理由

  • 価格変動が激しい
  • 詐欺や詐欺プロジェクトが多い
  • 法整備がまだ不安定
  • 投資の難易度が高い

仮想通貨は大きな可能性を秘めていますが、慎重に扱わなければ損をするリスクが高い投資対象です。

リスクをしっかり理解したうえで、少額から慎重にスタートすることが大切です。

仮想通貨はスマホからでも始められますか?

ほとんどの国内仮想通貨取引所はスマホアプリに対応しており、スマホだけで口座開設から取引まで完結できます。

本人確認書類の提出や2段階認証の設定も、アプリのガイドに従うだけで簡単に行えるため、はじめての方でも安心です。

また、外出先でもリアルタイムで価格を確認したり、売買を行ったりできるのもスマホの魅力です。

つまり、パソコンがなくても仮想通貨は問題なく始められます。

仮想通貨を買うならどこがいいですか?

仮想通貨を買うなら、信頼性・使いやすさ・手数料の安さなどを考慮して、自分に合った取引所を選ぶことが大切です。

たとえば、Coincheck(コインチェック)、GMOコイン、bitFlyer(ビットフライヤー)などは、いずれも金融庁に登録済みで信頼性の高い国内取引所です。

また実際に使っている人の口コミや評判を調べておくと、使い勝手やトラブル対応なども見えてきます。

これから仮想通貨投資を始める初心者には、セキュリティやサポート体制がしっかり整っている大手取引所を利用するのがおすすめです。

まとめ

仮想通貨_始め方_まとめ

この記事でわかること|まとめ

  • 仮想通貨の始め方はシンプルで簡単
  • 仮想通貨の始めた初心者が失敗しやすい注意点を知りたい
  • 仮想通貨を始める初心者におすすめの取引所は

仮想通貨は一見難しそうに感じるかもしれませんが、基本的な準備と正しい手順を知っていれば、初心者でも少額から簡単に始められる投資です。

本記事で紹介した「超初心者向け仮想通貨の始め方5ステップ」と「失敗しやすい7つの注意点」を意識すれば、リスクを抑えて取引できます。

まずは国内の大手取引所で口座開設し、少額から始めてみましょう。

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